前後賞!! 林檎姉様へお題「手が届きそうで届かない恋」 (少し怖くて痛めになりそうなので覚悟を・・・) 貴方に出会えて・・・。 貴方に恋をしていると実感をして。 徐々に貴方を束縛している。 電話もメールも、もっともっとつながっていたいの。 貴方の気持ち知ってる。 会うと、すごく優しくて・・・たまに「好きだな」って言ってくれる。 優しい貴方。 貴方を愛していいんだよねって何度も尋ねたような顔をして。 そのたびに、貴方の笑顔でそれを実感してた。 でも、違うんだね。 貴方の笑顔は、曖昧な返事の象徴そのもの。 そんな貴方の笑顔を奪ってやりたい。 他の誰にも触れさせずに、いつもワタシを「愛してる」って言ってくれて。 そして、誰にも触れさせないように貴方の腕を独占したい。 貴方の指を1本ずつワタシの舌に絡ませて。 そのたびに、貴方の快感でゆがむ顔を見て。 その顔だけは、ワタシのものとつぶやきたい。 クチビルを重ねて。 舌を絡ませて。 貴方のクチビルに、ワタシの口紅をつけたいの。 そんな願望ばっかりふくらむから。 貴方はいつもよりもこわばった表情浮かべてるの? せっかく同じ場所にいて。 同じ空気吸ってるのに。 いやだ、もっと笑って? お願い・・もっともっと・・・・。 今晩一晩だけ、ワタシのものになって? そしてワタシを「好きだよ」って言って? そんなに怖い顔の貴方は見たくないの。 ・・・なんで?怖いの? ねぇ・・怖いの? 無理矢理奪ったクチビルは・・・血を流し。 貴方の血は美しすぎて。 ワタシは、嫌がる貴方からまたクチビルの血を飲み込む。 貴方の血は、貴方がワタシの中にいるみたいに・・・熱くたぎって。 貴方の首にある誰かのキスマークに 嫉妬心を燃やし。 ・・はじめて・・・・・・・ 貴方がワタシのものではないことに気付き・・。 真っ白な世界で、ただ涙を流した。 真っ暗な夜が明けて 貴方を解放した後。 真っ白な世界で、貴方を傷つけた自分を忌み嫌い。 ・・・ワタシは この世界から自分の存在を消してしまいたい。 そう思っていたとき。 解放したはずの貴方が駆けてきた。 「ごめんな・・気持ちは知ってた・・けど別の人が好きやった・・その時」 ・・お願いそれ以上、優しくしないで。 「でも、答え出さないとダメって思ってた・・殺して独占できるならしていいよ」 ・・もうそれ以上・・ワタシに優しくしないで・・。 「でも、心は俺の愛した人のものやから・・殺して・・いいよ」 ・・・涙があふれる。 貴方を愛した自分を、嫉妬に狂った自分を 全てを浄化してくれるかのような貴方のコエ 貴方を愛してよかった・・・ ・・「やだなぁ・・」涙をふきながら答えよう 「ちょっとゲームしたかったんだ・・それだけ」 気まずい雰囲気・・・お互いにもう何も言わない・・いえない。 「・・そなんか。ごめんな、てっきり本気かと思った。俺も冗談や♪」 ・・・・・・・・・・あぁ・・・。 ワタシが愛した人 愛してよかったと思える人は。 ・・やはり、残酷にワタシに優しくしてくれた。 ずっと・・ずっと。 涙をふいて・・笑顔で接して。 貴方を見送って。 ワタシの全てを捧げ尽くしてよかったのだろうかと思う。 きっと、貴方にもう会うことはないから そして、ワタシは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ================================= ・・いやぁ・・ワタシは・・・で終わらしたのは。 結末は、みなさんの創造でっていうオチにしちゃいました。 会うことはないんです。 元の生活に戻るのも。 別の生活をはじまるのか・・・。 ね? 楽しみです。 てへへへ。 前後賞おめでとうございます。 林檎姉様♪ 聖羅と一緒に・・・。 お持ち帰りしてくださいな♪(笑) |